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新人戦
試合の要であった三年生が引退して、次から主な戦力となる2年生を始めとした親善試合のようなものである。 本来なら学校対抗という形をとるのだが、参加する人数にばらつきが有るため、急遽特別ルールが採られた。
審判:「まぁ、余り勝ち負けにこだわらずに全力でぶつかっていって欲しいと思う。適当に2組に分かれてくれるといいんだが…」 神尾:「俺、ぜってーこいつとは組みたくねぇ。」 伊武:「俺も遠慮させてもらいたいね、あいつとは。なんかいるだけでむかむかしてくるんだよね。本当にラケットで殴ってやりたくなってきちゃうし。」 石田:「気持ちよくプレーしたいから、出来れば一緒に組むのは避けさせて欲しいとは思う。」 不動峰の3人はあからさまに不快を含んだ言葉を立海の選手に向けて言い放った。 切原:「はぃはぃ。俺もあんたらみたいなのとは組みたくないんでね。」 伊武:「へえ。気が合うね。変なところでだけどね。」 その様子を少し離れた木陰から観察する影が二つ。  柳:「ふむ。ずいぶんと切原は嫌われているようだな。」 真田:「たかだが2組に分かれるだけだろう?何をもめているのだ。たるんどるぞ!」  鳳:「やれやれ。これじゃあずいぶん時間がかかっちゃうよね。ところで不二君はどうする?」 裕太:「・・・・・・え、あぁ。俺か?どーでもいいぜ。それよかさっさと試合したいんだけどな。」  鳳:「じゃぁさ。俺と一緒のチームになろうよ」 裕太:「まぁ。いっか。」 不動峰と切原の険悪な雰囲気に青学が口をはさんだ 桃城:「おぃおぃ、お前らいい加減にしろよ。」 海堂:「別に誰と組んだって変わらねぇよ。ごちゃごちゃするだけ時間が勿体ねぇ。」 神尾:「何だと?こっちにとっては大問題なんだよ!」 石田:「こいつのせいで橘さんはな・・・」 伊武:「・・・そういばそっちの先輩だってこいつにやられてなかったっけ?それに越前のことだって有名だし。」 桃城:「あーまぁ。そういえば・・・」 越前:「別に俺は気にならないですよ。やられたらやり返せばいいだけですし。」 桃城:「それなら俺たちより裕太が・・・な、おぃ。裕太」 裕太:「あ?何だよ。桃城?」 海堂:「不二先輩のことで切原のことどう思うかってんだよ。」 裕太:「へ?」 途中で話を振られた不二裕太は、内容にはついていけてなかった。 裕太:「あぁ。お前、凄ぇな。あの兄貴と対等ぐらいに試合できるなんて!」 切原:「そらどーも。」 桃城:「だー、そーじゃねー。そーじゃねーんだよ!」 すると茂みがガサッと揺れ、中から人影が飛び出してきた。 不二:「ひどいよ。裕太。切原はお兄ちゃんのこと怪我させたんだよ!?それなのに凄いだなんて・・・」 裕太:「うわっ!兄貴!!どっから沸いてきたんだよ!ってかお兄ちゃんって何なんだよ!!」 不二:「ふふふ。裕太のいるところならひとっ飛びだよ。」 固まっている選手(+審判)を尻目にまたその茂みからイガグリが出てきた。  乾:「不二。ダメじゃないか。出ては。」 不二:「乾・・・仕方がないだろう。裕太があんなこと言うんだし。」  乾:「・・・はぁ。全く不二には困ったものだ。」 桃城:「乾先輩もなんていうところから出てくるんですか!」 越前:「そんな小さな茂みから二人も出てくるなんて・・・いや、もっといるのかも」 海堂:「有りえねぇ。」  乾:「海堂。」 海堂:「っす。」  乾:「理屈じゃないのさ。」 神尾:「(やっぱ青学の連中は解らねぇ)」  乾:「不二。さぁ、帰ろう。このままでは話が進まない。」 不二:「・・・納得しかねるけど仕方がないか。それじゃあね。裕太」 裕太:「(ハートなんてつけるんじゃねぇよ!乾さん、早くつれて帰って。)」 二人は元の茂みに戻っていった 金田:「それ!」 金田は試しにボールを茂みに投げてみた。 反応がない。ただの茂みのようだ。 金田:「ふぅ。どうやら帰ってくれたようだね。」 桃城:「お前、度胸有るなー」 日吉:「やるときは相手が誰であろうと殺る。気に入ったな。」  壇:「ダーン。漢って感じです!阿久津先輩みたいです!!」 金田:「て、照れちゃうなぁ。」 室町:「組みたくない人挙げろって言うなら、強いて言うなら伊武かな」 伊武:「・・・やんなっちゃうよな。直々俺指名なんてさ。ま、俺もあぁいうのだめだからいいか。」  葵:「好き嫌いで決めて行くのはどうかと思いますけど・・・」  鳳:「最初はいいんじゃないかな。後は微調整して行くけど。」  葵:「はぁ。そういうもんなのですかね」  鳳:「樺地はどうする?誰か組みたい人いる?」 樺地:「・・・切原君・・・」 切原:「えぇ?俺?」 跡部:「何だと!樺地!!」 超小型監視カメラで氷帝の部室でふんぞり返って画像を見ていた跡部と切原の声が重なった。 忍足:「あとべ。落ち着くんだ!」 向日:「偉そーなところがお前と似てるんだろな。」 向日が面白がって囃し立てた。 跡部:「俺様は偉そうなんじゃねー。実際偉いんだよ!」 宍戸:「無茶苦茶言いやがる。」  葵:「はぁ。天根はどうする?」 天根:「・・・・・・一升瓶は一生瓶。」  葵:「え、え?」 いきなり駄洒落を言ってきた天根に場が凍りついたと思ったら、 樺地:「!!イーーッ」 どうやら純粋な樺地には効いたらしい。 天根:「・・・よし、樺地のいる方にする。」 跡部:「ちょっと待て!てめぇ!なに俺様の樺地選んでやがる!」 忍足:「だから騒ぐなって!」  滝:「はは。次からこのパー達が主戦力?終わりだね。」 天根の一言をきっかけに皆が意見を言い始めた。  葵:「じゃ、僕は越前君がいいなー。」 桃城:「俺も好きに言わせてもらうかな。こいつと離れてぇ」 海堂:「けっ。俺もてめーと一緒なんて願い下げだからな。」 桃城:「ふん。越前!お前は俺と一緒のチームな」 越前:「いいですよ。よろしく。」  壇:「あー。僕も越前君とがいいです!あと金田君!!」 金田:「え、あ、はい!よろしくです!!」 各々好き勝手なことを言ってきたので、時期母役の石田がまとめ始めた。  鳳:「はぁ。じゃあ切原チーム(仮称)は切原、樺地、天根、室町。不動峰チーム(仮称)は神尾、伊武、石田。」 石田:「それと越前、桃城、壇、葵、金田」  鳳:「あと、俺が裕太君と。」 石田:「あぁ、そうだったのか。じゃ、これで何とか組み合わせるか。」 鳳の変化に違和感を感じ、 日吉:「鳳、さっきお前あいつのこと不二って言ってなかったか?」  鳳:「え、あぁそうだね。」 日吉:「なんで名前に変えたんだ?」  鳳:「だって、桃城君だって名前で呼んでたし、せっかく一緒のチームだし一歩進んでみよっかなって」 日吉:「・・・どこに進むんだよ?」  鳳:「え、あ。ひどいな、日吉は。第一印象」 日吉:「雰囲気が宍戸先輩に似ているから?」  鳳:「そういうわけじゃないけど・・・」 日吉:「身代わりはかわいそうだぞ。」  鳳:「・・・・・・」 しばらく紙に名前を書いてぶつぶつ言っていた石田が大声を出した。 石田:「はい、決定。Aちーむ、越前、桃城、神尾、伊武、金田、壇、葵、俺」 石田:「Bチーム、海堂、不二、鳳、樺地、日吉、室町、切原、天根。」  葵:「うわぁ、何とかうまくまとまりましたね。」 海堂:「さっさと審判に言って試合はじめようぜ」 石田:「そうだな。あ、審判!・・・・・」 それまでその存在をすっかり忘れて審判を返り見ると、彼は眠ってしまっていた。 審判:『はぁ。何で今年はこんなに時間がかかってるんだ?去年なんて一瞬で決まったのにZzz』 審判:『これで自給1050円は安いZzZzzzzzzzz』 切原:「ありゃー完璧に寝ちまったね、これ」 裕太:「結構審判放っておいたからな。」 神尾:「一体どれぐらい掛けてたんだ?」 石田:「えーと、集合時間が1時だから」 伊武:「げ。3時間も掛けてたの?やってられないね」 海堂:「今日はもう試合できねーな。」 桃城:「俺たち、何のためにここにいるんだよー!」  葵:「おとなしくグーパーとかで別ければよかったんですよ。」  鳳:「とりあえず今日は解散だね。」  葵:「はぁ。これから千葉まで帰るのか」 切原:「俺も神奈川。東京人はいいよなー」 <END> 上田祐司さん目当てで最近テニスを読み始めた新参者です それなのに図々しくも送り付けさせてもらいました。テヘ もしよければもらっちまってください また迷惑に送るかもしれません。



 パル・スィート様はじめまして!!
 素敵な贈り物をありがとうございました
 出演キャラの魅力を余すことなく表現されていて、とても楽しい気分で読ませていただきました。
 是非この感動を世界中に…ということで公開させていただいちゃいました♪
 また素敵な作品、お待ちさせていただきます<(__)>
 このサイトは皆様の愛で成り立っているといっても過言ではありません。