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 〜某日不二家の食卓にて〜


 「あぁ、そうだ、きちんと紹介したい奴がいるんだけど。」

 今日は珍しく裕太も帰省していて、久しぶりの家族そろっての夕食時。(父は出張中だけど。)

 「あら、奇遇ね。実は私もなのよ。」
 「///...っ。お、俺も...///
 「あらあら、由美子や裕ちゃんまで?」

 唐突に言った長男周助に、長女由美子、次男裕太が続くように言った。


 「へぇ。姉さんや裕太まで。じゃあ、僕から紹介するね。」
 そういうと周助は自分の部屋に戻っていった。
 そして家族の前に手塚を連れてきた。

 「手、手塚さん!?」
 「あら、アダルト君じゃない。ひさしぶりねー」
 「ど、どうも」

 心なしか手塚は緊張しているようだった。
 でもそんな些細な変化は周助しか気づいていないようだが。
 「今の僕の彼氏の手塚。でももう少ししたら僕がお嫁に行くつもりなんだけどね。」
 「あらあら、周助、なかなかやるじゃない」
 「手塚さんが兄になってくれるんですか!?なんか少し複雑な気分だけどうれしいです!」
 「ふふ。よかった。みんなが賛成してくれて。ほら、手塚。」
 「あ、あぁ。母上、姉上、そして裕太君。不束者ですが、よろしくお願いいたします。」



 「はぁ。兄貴が先に言ってくれて助かったよ。なんか、凄げぇ気が楽。」
 「なになに?裕太も恋人の紹介なのー?」
 「やだなぁ。裕太も隅に置けないね」
 「不二、裕太君だって年頃なんだ。そんなことを言ったら失礼だろ?」
 「ほらほらー。早く紹介しなさいよ。凄く楽しみなんだから」
 「わかったよぉ」


 姉の応援を背に裕太は耳まで真っ赤にしながら自分の部屋に帰っていった。

 2,3言何か小声で話しているような声が聞こえたと思ったら、猪が突進してくるような音を響かせながらリビングに人影が現れた。


 「こんちわー&はっじめまして!俺、氷帝学園三年の芥川慈郎!ジローって呼んでね♪んで、ユータの王子様...なんちってね♪」
 異様なテンションの高さに面食らっている手塚。慣れているのかちょっと苦笑気味の不二。笑い転げている母淑子と姉由美子。

 「ジ、ジローさん!何言ってるんですか!」
 「え〜。マジだC〜」
 「ははは、まさか君が裕太の彼氏だなんてね。」
 「///...兄貴!!...///
 「ん〜?どっかで見たこと有ると思ったら消えるサーブじゃん!」
 「...ふふ。久しぶりだね。芥川慈郎君。僕は裕太の兄不二周助。で、こっちが将来の兄手塚。よろしくね。」
 「うっわぁ。いきなりにーちゃん二人もできんのか!すっげー!!」
 「あらまぁ。とっても元気な子ね〜。裕ちゃんにもぴったりじゃない。」
 「そうだね。僕もそう思うよ。さ、次は姉さんの番だね。」
 「うふふ。何か少し緊張しちゃうわね。ちょっと年下の男の子なの♪いじめちゃだめよ。」
 「え、年下なの!」
 「姉さんは若く見えるからね。そんなに不思議じゃないさ。」
 「ありがと周助、じゃあちょっと待っててね」
 
 スキップ気味で由美子がリビングから立ち去った。
 
 「はぁ〜。姉貴にそういう趣味があるなんてなー」
 「知らなかったよね。でも、なんかむかつく気がするんだけど...どうしてだろ?」
 「不二。ブラコンだけじゃなくてシスコンでもあったのか?」
 「何言ってるんだよ、手塚。僕は手塚一筋だよ。」
 「不二!!」
 「はぁ〜いいねぇ〜。あ、俺だってユータがいっちばん!」
 「///...ジ、ジローさん!!...///
 「あらあらまぁまぁ。若いっていいわね。なんかママもパパが恋しくなっちゃった。」
 


 「ほら、この人よ。わ・た・しの恋人」
 「「「!!!!」」」
 20年位前の少女漫画から飛び出てきたようなフリフリのレースのブラウスを着、セレブも顔をヒソめるようなラメやスパンコールをあしらったベストを着た、薔薇の貴公子(滝汗)が立っていた。
 「お初お目にかかる方も居られるようですね。んふっ。只今由美子さんよりご紹介に与った観月はじめと申します。どうぞよろしく」

 「くっ!観月!?」
 「み、観月さん!!なんで??」
 まさかよりにもよって姉由美子が紹介するのが不二兄弟とかなり因縁の有る観月はじめだとは思いもせず、場は異様な雰囲気を醸し始めた。
 
 「まぁまぁ。周ちゃんと裕ちゃんの知り合いなの?」
 「「.........」」

 「不二、お前はじきに手塚家の者となる。姉上がどのような方と結ばれようとも、口を出すのはいかがかと思うぞ。」
 「...手塚...うん、そうだね。思わず頭に血が上っちゃって...ごめんね。」
 「不二...」

 「ねーねー、観月ってユータの初恋の人?」
 「え、いぇ。そういうわけでは」
 「じゃ、好きな人?」
 「うーん、好きって言いますか、嫌いではなくて、尊敬しているとは思いますよ。」
 「ふーん。でもさ、ユータが今一番好きなのってオレでしょ?」
 「///......///
 「ユーター?」
 「は、はい。」
 「うん。そうだよなー。俺んちで仲良く暮らそーぜ」
 


 「観月、由美子姉さんをよろしく頼むよ。」
 「んふっ。誰に言ってるつもりですか?相手は僕ですよ。抜かりはありません。」
 


 「あら〜、周ちゃんと裕ちゃんがお嫁に言っちゃうのね......ママ、さびしいわ〜。でも由美子がお嫁さん連れてきてくれたし。早くパパ呼んでお祝いしないといけないわね。」







 夜叉様、素敵な贈り物をありがとうございました。
 いつもは塚不二で活躍されているそうですが、今回はわざわざSAGAのために裕太vを参加させてくれました!
 夜叉様の優しさに大感謝です!
 不二家では男が嫁に行って、女が嫁を貰うんですね〜
 でも不二家だったら何でもありな気がします♪
 淑子お母様もとても理解のある立派なお方で素敵ですvvv
 夜叉様のこれからの塚不二活動を心より応援しております
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