天根 | 裕太、誕生日おめでとう |
裕太 | サンキュー。天根。 |
天根 | そんで、これは俺からのプレゼント。 |
裕太 | わ、悪いな…そんなことまでしてもらって |
天根 | 気にするなよ。ほら、あけてみろよ。 |
裕太 | どれどれ…っ!お笑い入門?なんだよこれ。 |
天根 | お前はアビリティ『駄洒落』を持ってるくせに、スマッシュしマッシュ、オリジナル性がなかったからな。 |
裕太 | 別にいいじゃねぇか。あれだって恥ずかしかったんだぜ。 |
天根 | 不二さんの洒落、いいセンスしてたぜ。 |
裕太 | …… |
黒羽 | おっ、裕太。誕生日なんだってな。おめでと |
裕太 | 黒羽さん。あ、ありがとうございます。 |
黒羽 | どうだ?最近調子は? |
裕太 | う〜ん。いまいちですね。なかなか新しい技も身につかないし… |
黒羽 | そっか…じゃぁ俺が回し蹴りを教えてやるよ。 |
裕太 | へ?回し蹴り? |
黒羽 | そ、そ。ダビデを突っ込むのに役に立つぜ〜♪うまくいけば強力なボレーも打てるぜ |
葵 | 裕太さん。お誕生日なんですってね。サエさんから聞きましたよ。 |
裕太 | あ、葵。ありがとな。 |
葵 | 裕太さんもまたひとつ大人に近づくんですよね〜 |
裕太 | まぁ、そういうことになるのか? |
葵 | そんな裕太さんに僕からビックプレゼント。女の子の口説き方、教えちゃいますね。 |
裕太 | え…あ、いや…別にいいよ。 |
葵 | またまたまたぁ。そんなにてれなくったって。 |
裕太 | あのさぁ。葵。 |
葵 | はい? |
裕太 | 俺にそういうこと教えたって佐伯さんや兄貴に知れたら、お前、どうなると思う? |
葵 | あ…… |
樹 | 裕太君。お誕生日おめでとなのね |
裕太 | あ、樹さん。ありがとうございます |
樹 | じゃあ、特別にシンカー教えてあげるのね。 |
裕太 | シンカー? |
樹 | これで不二のツバメ返しを封じられるのね。 |
裕太 | 本当ですか!ありがとうございます! |
樹 | じゃあ、練習はじめるのね。 |
裕太 | はい!あ、あと羆落としとかは… |
樹 | …それは自分で考えて欲しいのね。 |
亮 | 裕太君, 誕生日なんだって?淳から聞いたよ。おめでとう |
裕太 | あ、ありがとうございます。あ、え〜と…木更津さん。 |
亮 | あ、そっか。淳と呼び名が重なっちゃうのか。 |
裕太 | えぇ。まぁ… |
亮 | じゃ、さ。亮兄ちゃんなんてどう? |
裕太 | は? |
亮 | 俺のほうが兄なのにさ、淳はそう呼んでくんないし。 |
裕太 | いや。それ、勘弁してくださいよ。これ以上兄貴いりませんから。 |
亮 | …… |