先輩を尊敬する会
S1神尾アキラ
S2★鳳長太郎
D金田一郎
壇太一



「すごいです!すごいです!!なんかとっても素敵な響きのチーム名です!!」
金田「やっぱ後ろを追いかけたいって人がいるっていいよね。」
「あ、わかるわかるその気持ち。よかった〜なかなか氷帝(うち)じゃ理解してもらえなくて…」
神尾「う〜っし!橘さん!俺はやるぜ!!」
「抜け駆けなんてずるいです!阿久津先輩。僕だって阿久津先輩目指してがんばるです!!」
「俺だって、宍戸さんみたいに立派な男になって見せます!」
金田「赤澤部長!生え抜き組みの意地を見せましょう!!」
観月
チーム不二
S1跡部景吾
S2観月はじめ
D★不二周助
不二裕太



跡部「…おい、樺地…」
樺地「ゥ……ゥス(xxlll)」
観月「裕太君…あなたって人は…」
裕太「いえ、あの…観月さん…え〜と…」
跡部「相手チームの名前…言えるよなぁ?樺地」
樺地「ゥ……ウス」
観月「ちょっと言ってみてくれませんか?二人とも声に出して。」
樺地
裕太
「…先輩を尊敬する会…」
観月「はい。よく言えました。先輩を尊敬する会…いいチーム名ですね。」
跡部「どうしてそこにおまえが入ってないんだ?なぁ。樺地?」
観月「裕太君も入ってないなんて不思議ですよね…裕太君には尊敬できる先輩がいないんでしたっけ?」
裕太「あ、いや…観月さん…そんなことは…」
観月「金田君には尊敬できる先輩がいるそうですよ…赤澤なのが気に入りませんが…」


不二「人を利用するようなひどい先輩なら思いつくんだけどね…」
観月「な!不二周助!!何を言い出すんですか!!」
不二「だって本当のことだろ?」
観月「くっ…」
不二「跡部も観月も君たちが考えているほど慕われてないんだし…」
跡部「ちょっと待て不二!こいつはともかく俺様が樺地に慕われていない訳ないだろう!!」
観月「そうですよ!勝手な事いわないでください!!」
不二「勝手な事じゃないよ、観月。ちゃんと君のお得意のデータに基づく意見さ。」
観月「ではそのデータを見せていただきたいものですね。」
不二「しょうがないな。はい。これ。リーダーだけができる”ステータスを見る”コマンドの友情値の表だよ。」
跡部「あ〜ん。どれよ?」


跡部
観月
「!?」

不二⇒跡部(30) ⇒観月(30) ⇒裕太(65) ⇒樺地(30)
跡部⇒不二(30) ⇒観月(05) ⇒裕太(30) ⇒樺地(80)
観月⇒不二(02) ⇒跡部(30) ⇒裕太(55) ⇒樺地(30)
裕太⇒不二(50) ⇒跡部(30) ⇒観月(45) ⇒樺地(30)
樺地⇒不二(30) ⇒跡部(60) ⇒観月(30) ⇒裕太(30)


跡部「……」
観月「こ…こんなこと…信じられませんね。改ざんしてるんじゃないでしょうね?不二周助!!」
不二「改竄も何も…本当の本当に初期値だよ。観月。」
観月「それはそうと…跡部…ずいぶんと僕を嫌っているようですね。
君に何かしたとかいう覚えはないんですが…。」
跡部「んなの決まってんじゃね〜か。おまえは見てるだけで気持ち悪い。
んふっとか、髪をいじる仕草とか…気色悪いんだよ!!」
観月「ただの癖じゃないか!別に誰かに迷惑かけてるわけじゃない!」
不二「いるよね。自分で気付いていない奴って…ていうか存在そのものが迷惑なんだよね。」
観月「どういう意味ですか?」
不二「あれ?わからない?君、結構頭悪いんだね。
君が跡部から5しか友情度もらっていない。そして僕に2しか友情度がない…
ま、君の僕に対する思いは気にしてないよ。思われてるなんて考えただけで気持ち悪いからね。」
観月「だからなにが言いたいんですか?」
不二「君が入ってからさ、チーム総合力が低くなっちゃったんだよね…
いくら僕と裕太が仲良くがんばったって全然意味ないんだよね。」
裕太「いつ兄貴と仲良くなったんだよ?」
不二「ちょっと僕のほうが思いは強いけど裕太だって一番お兄ちゃんが好きなんだよね?
この表見ればわかると思うけど。」
裕太「……」
「あ…あの…お取り込み中のところ失礼しますけど…そろそろ試合をはじめたいんですが…」
跡部「ちっ。わかったぜ。さっさとはじめるか、鳳。」
「あ、よろしくお願いしますね。部長。じゃあ準備はじめますんで…」


不二「さ、裕太。いくよ!僕たちの兄弟愛でさっくり勝ってこようね」
裕太「な…なんだよ兄弟愛って…気持ち悪〜ぃな…ってか、くっつくな!!」
樺地「(絶対に…あのチームに負ける訳には…いかない…不二君。がんばって…ください…)」




PS2ソフト”テニスの王子様最強チームを育成せよ!!”小説第二弾
裕太と樺地は観月と跡部が思っているほど思ってないんです〜
意外なような妥当なような…
このシリーズは結構人気ありますね
最近のリクエストは最強小説が多いです^^
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