手塚、不二戦後の部室… |
大石 | 「手塚、今日の試合凄かったね。」 |
手塚 | 「…そうだったか?俺も久しぶりに全力で挑めた気がする。」 |
桃城 | 「本当、凄かったっスよ!手に汗握ってハラハラしちゃいましたからね。」 |
海堂 | 「…いい勉強になりました。」 |
乾 | 「越前も見たかっただろうな…」 |
手塚 | 「………」 |
河村 | 「あれ?そういえば不二がいないけど、どこいったんだろう?」 |
乾 | 「…弟に電話している確立97%…というところだろう。」 |
河村 | 「あはは、そうだろうね。」 |
菊丸 | 「にゃはは。竜崎先生もリサーチ甘いよね」 |
桃城 | 「どういうことっす?英二先輩?」 |
菊丸 | 「ほ、ら、さっき俺たちに、試合で負けたらどうする?って聞いたじゃん。不二がどうするかなんて簡単に予測つくじゃんね。俺とおんなじ♪」 |
桃城 | 「大石先輩に泣き(抱き)つくんですか〜?」 |
菊丸 | 「違うよぉ。そんなことさせない!」 |
手塚 | 「…当然だ…」 |
大石 | 「あはは…」 |
桃城 | 「冗談っすよ。裕太に慰めてもらうんでしょ。」 |
乾 | 「だが、以前越前と引き分けになったときも電話していたな。」 |
海堂 | 「六角との試合で勝った後も、電話してました。」 |
大石 | 「…というか、暇さえあれば電話してないか?」 |
河村 | 「そうすると、特に負けたら何するってわけでもないんだね。」 |
不二 | 「あれ?みんな、まだいたんだ。」 |
大石 | 「あ、ああ、まぁね。さっきの試合でみんなちょっと興奮気味でね…」 |
不二 | 「ふぅ〜ん。ま、いいや。」 |
菊丸 | 「不二、不二!なんかすっきりした顔してない?」 |
不二 | 「そうかな?英二?」 |
桃城 | 「なんかいいことあったんっスか?」 |
不二 | 「え、そんなことないよ。ただね、」 |
河村 | 「どうしたんだい?」 |
不二 | 「裕太に、『手塚に負けちゃって』…っていったら、今日帰ってきてくれるって言うんだ。最近全然帰ってきてくれなかったからね。いっくら僕が言っても帰るなんていわなかったのにね。」 |
大石 | 「不二…」 |
不二 | 「負けるのって悔しかったけど、それで裕太が帰ってきてくれるなら、たまには適当に試合して、適当に負けよっかな。」 |
手塚 | 「不謹慎だぞ、不二。」 |
不二 | 「別に僕、レギュラーに執着してないし〜」 |
乾 | 「本当に、テニス以外のお前のデーターはわかりやすいね。」 |
不二 | 「誉め言葉として受け取っとくよ、乾。それじゃ、僕、急いでるからもう帰るね。」 |
大石 | 「え、ジャージで帰るのか?」 |
不二 | 「着替えてる時間だって勿体無いしね。じゃね、みんな。また明日♪〜」 |
海堂 | 「……」 |
乾 | 「海堂、人それぞれだ。」 |
海堂 | 「わかってるっスよ。」 |
乾 | 「お前の考え方のほうが、俺は好きだけどね。」 |
海堂 | 「…(///)…」 |
菊丸 | 「大石、なんか悔しい。」 |
大石 | 「え?何でだ、英二?」 |
菊丸 | 「俺もよく解んないよ〜!マックかなんか寄ってかない?」 |
大石 | 「仕方ないな。付き合うよ。」 |
菊丸 | 「よ〜し、行こう、行こう!!」 |
手塚 | 「…買い食いは感心せんぞ。」 |
菊丸 | 「別にいいじゃん。手塚には関係ないじゃん。」 |
桃城 | 「そっすよ。手塚部長。行きましょ、行きましょ!」 |
菊丸 | 「え゛!?」 |
桃城 | 「英二先輩♪ご馳走様っス」 |
菊丸 | 「ちょ…なんで桃までくるんだよ〜」 |
久しぶりな小説ですね〜 HTML構文さえさっくり忘れるほど…(><) クライマックスの手塚VS不二戦の後です アニメが休止しちゃうと、他校(特にルドや不二兄弟)のからみが減っちゃうんですよね。え〜ん |