菊丸「う〜ん、今日も練習疲れた〜。早くゆっくり休みたいな」
大石「こらこら、英二。これから自習時間だろ。一応宿題やらなくちゃ。みんなもだよ。」
桃城「うわぁ!そんなかったりぃ事が残ってたっけ。」
越前「まぁ、一応合宿参加の必須事項ッスからね。」
「こればっかりは仕方ないですもんね。あ、宍戸さん。ちょっと教えてほしいことがあるんですけど。」
宍戸「オレか?…何でもとはいえねぇけど、解る事なら教えてやるぜ。」
「宍戸さんなら大丈夫ですよvえっと、この楽譜なんですけど…」
宍戸「だ〜っ、解るかんなモン!監督にでも聞いて来いよ!」
「そんな〜宍戸さん、酷いですよ〜」
千石「ははは、じゃぁみんなでやろうよ!宿題だってはかどるし、仲良くもなれちゃう♪一石二鳥でラッキーって感じだね」
大石「うん、いい考えだね。千石。」
神尾「……すんません。オレ、辞退させてください」
桃城「え、あ、おぃ神尾!」
切原「あ〜ぁ、ヤな感じ。ま、オレもこんな雰囲気じゃはかどんないんで一人でやらせてもらいますんで。」
越前「………」
切原「じゃぁな。越前。」

千石「はぁ。二人とも根が深いんだから…ね、梶本君。」
梶本「そうですね。」
 跡部 「樺地、問7はAだ。」
 樺地 「ウス」
 跡部 「問8はD」
 樺地 「ウス」
 神城 「………………」
 跡部 「ん〜?何見てやがる?俺様達は見世物じゃねぇぜ。」
 樺地 「ウス」
 若人 「何をしているのかと思ってな。」
 忍足 「跡部の答えを樺地が書き写してるんや。」
 神城 「自分でやらないのか?」
 跡部 「何でこの程度のことわざわざ俺様がやらなきゃいけねぇんだ?、なぁ。樺地。」
 樺地 「ウス」
 伊武 「………ったく、やんなっちゃうよねボンボンは…」
木更津亮「お、淳。なんかずいぶん難しそうな英文だな。」
木更津淳「え?そう?そんなにでもないよ。聖書とか読むより簡単だよ。」
木更津亮「…何か頭痛くなってきた。」
木更津淳「くすくす。大丈夫、亮?………ねぇ、天根寝てない?」
木更津亮「教科書開くと眠くなるんだってさ。」
木更津淳「うわ。そういえば黒羽もまだそう?」
木更津亮「ま、ね。」
裕太「ハードな練習の後だからちょっと辛いな。」
海堂「まぁな。けどやらねぇ訳にはいかねぇだろ。」
裕太「そりゃそうだけどさ…あ、海堂、ここわかるか?」
海堂「あ?どれだ?」
佐伯「裕太君、水臭いなぁ。解らないんだったら俺に聞いてくれればいいのに♪」
不二「地球の物理法則を理解していない…というか完璧に無視しているような奴には聞くだけ無駄だろ?」
佐伯「ははは、酷いなぁ不二は。問題文の裏の裏まで読みすぎて却って間違ってる君よりましだろ?」
河村「へぇ。いつも優等生の不二がたまに壊滅的な点数をとるのってそういう理由だったんだね。」
不二「…タカさん、ひどいなぁ。」
河村「あはは。ごめんごめん。」
海堂「…すまねぇ。俺にも解らねぇ」
裕太「そっかぁ。」
海堂「…乾先輩にでも聞いてみるか?」
裕太「乾さんに…そうだな。」
海堂「乾先輩…」
「海堂。お前ならきっと俺に聞きに来ると思っていたよ。」
海堂「ここなんスが…」
「海堂、せっかく勉強するんだから疲れが取れて、頭がすっきりしてからのほうが効率がいいとは思わないか?」
海堂「えぇ、まぁ。」
「少々待っていろ。効果覿面な栄養ドリンクを造ってくるから…裕太君にもご馳走するよ。」
海堂
裕太「あ、兄貴もうまいって言ううわさの奴ですね♪楽しみだなぁ」
裕太に期待のまなざしを向けられ、乾は意気揚揚と乾汁を作りに出かけた。
海堂「…………………」
裕太「お、おぃ、海堂。どうしたんだよ?凄ぇ顔色悪いぜ」
 海堂は必死に乾汁の対策を考えていた。
 ここに来てまであんなものの脅威に曝されるとは思ってはいなかった。
 乾の直弟子であろう自分には乾の命令を断ることはできない。断れば後後悲惨な目に遭う。
 裕太は不二先輩の弟(禁句)だから何を飲んでも大丈夫だろうが(暴言)自分は一般人。絶対死ねる。
 そんな海堂の目に菩薩が映った。
海堂「裕太、来い!」
裕太「え?おぃ、海堂!!」
「…海堂に不二裕太か。」
海堂宿題を教えてください!!!
「む、別にかまわんが…そんなに顔色変えるほど難しい課題なのか?」
海堂「いえ、それほどは…」
「?」


切原「わ〜っ、離してくださいってば!」
真田「え〜い、うるさいぞ、赤也。大方課題だって終わってないだろ!?」
切原「だからこれからやるところなんスから。」
真田「どうせやらんだろ!ここでやっていけ」
切原「ひぇ〜」
「……騒がしいぞ。弦一郎」
真田「蓮二。すまんがこいつも見てやってくれ。」
「…別に構わんが」
海堂「………」
切原「はぁ〜。何か凄げぇ恥じ掻いた感じ」
裕太「はは、大変だなぁ」


真田「?蓮二、何でこの垂体の体積は278になるのだ?」
「おそらく、この面を境にしてこの物体を二つに割ってみるのではないかな」
真田「成程、確かにこの形なら公式に当てはめればよいだけだな。」
海堂「………………………(汗」
裕太
「?どうした、二人とも珍獣でも見るような顔つきをして?」
真田「なにかあったのか?」
海堂「い、いぇ…」
裕太「真田さんでも宿題するんだなぁなんて思って…」
真田「与えられた課題をこなさない奴にでも見えるのか?全く。」
切原「そういう意味じゃないと思うっスよ。」
「見ていて気持ちのいいものではないのは確かだな。」
真田「蓮二!!」

 ちょぴっと閑話ですみません
 SAGAが今現在課題につぶされかかっているのでこんな話になっちゃってすみません^^;A

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