越前「は?関東地区テニスジュニア選抜強化合宿?」
桃城「なんすか?それ??」
竜崎「名前そのまんまさ。関東地区の強豪校から優れた選手を選び出し、アメリカJrチームとの親善試合を行うらしい。」
大石「…それに俺たちが参加できるんですか」
竜崎「何でも、関東大会優勝校はレギュラー全員参加らしい」
大石「な!凄いことじゃないですか!!よ〜し!みんな頑張ろうな!!」
菊丸「もっちろんだよ大石v!!一緒に頑張ろーな」
「…俺達は全員参加か…海堂、またよろしく頼むよ。」
海堂「……よろしくっス。」
不二「関東地区の強豪校か…一体誰が出てくるんだろうね」
河村「そうだね。立海や氷帝は出てくるだろうね。あと不動峰かな?」
不二「……………………」
桃城「うおぉー。なんか燃えてきたぜ!!」
竜崎「お前達。しっかりおやりよ!」
観月
神尾「ちょっと待て!何で俺が参加なんだよ!!」
伊武「…俺も?…冗談だろ?…ただの恥じ掻き大会みたいじゃん…」
石田「な…なに言ってんだよ!選ばれたんだぜ!もっと喜べよ!」
桜井「そ…そうだぜ!こんな名誉なことめったにないんだぜ…な、内村!!」
内村「……そうそう。」
「が…頑張ってくれよ!!」
伊武「…なんかその”間”気になるよな…」
桜井「あ…、ははは、そ…そうか??お前の癖が移っちまったかな…あはははは…」
神尾「なんかお前ら隠してんだろ?」
「!!…ないない、そんなこと。」
石田「…そ、そうだ!神尾!!途中からだけど杏ちゃんが参加するって言ってたぜ。」
神尾「え!?杏ちゃんが!!」
桜井「い…いいとこ見せてやれよ!神尾!!」
神尾「な、なに言ってんだよ!よ〜し、深司!頑張ろ〜ぜ!!」
伊武「…単純馬鹿…」
内村『…(これでライバルが減ったな)…』
桜井『…(橘さん!待っていてくださいね)…』
『…(病院には何を持っていこうかな…)…』
観月
赤澤ちょっと待て!何で選ばれたのがお前らなんだ!!
金田「お、落ち着いてください赤澤部長」
観月「うるさいですよ赤澤。そんなの当然でしょう。実力ですよ。」
赤澤「実力だったら俺のほうが上だろが!」
観月「なに言ってるんですか。事実上このテニス部を運営している敏腕マネージャー兼選手の僕と、エースの裕太君。そして華麗なるテクニシャン木更津。選ばれるのが当然でしょう。」
赤澤「……」
観月「実力的にも都大会なんて簡単に制覇できるはずでしたが…赤澤、貴方の責任なんですよ。」
赤澤「何でそうなるんだよ!」
観月「今回全国に行けなかったのは単に貴方の運がなかったからなんですよ。氷帝や青学と当たる位置をくじで引いた貴方がね…」
赤澤「お前達が勝っていれば全国行けたんだよ!」
観月「……(怒」
裕太「あ〜、何なら部長。代わりましょうか?」
木更津「僕も代わってもいいよ。なんかやな予感がするんだよね…」
裕太「同感ですね。」
野村「ヤな予感???」
赤澤「………う。ウヲオオオッ!」
金田「ど!どうしました赤澤部長!!!」
赤澤「な…なんか急に寒気がして、しかもすげー腹が痛てぇ…」
柳沢「しっかりするだーね。顔が真っ青だーね。」
裕太「……兄貴か……」
木更津「……ついでに亮もみたい。あと……」
裕太「サエ兄ですね…」
木更津
&裕太
「…はぁ…」
柳沢『…(最凶黒's!赤澤!頑張るだーね!!)…』
観月
「ね。ねぇねぇ。やに寒くない」
「そうなのね。夏なのに氷点下みたいな寒さなのね。」
黒羽「原因はあいつらだろ」


木更津亮「……」
佐伯「………………」
木更津亮「フン。命知らずが」
佐伯「同感だね〜。流石、後輩に馬鹿にされてるだけのことがあるよね〜」
「……あ、あのさ…さっきの話の続きだけどね…」
佐伯「ん?さっきの話?」
「ジュニア選抜の件だけど…」
木更津亮「あ、それさ、俺に参加させてくれない?(冷笑)」
佐伯「俺もちょっと気になることがあるから参加したいなぁ〜なんて思ってるんだけど…ダメ?(爽笑)」
「あ、いえいえ…僕達も二人に参加して欲しいと思ってましたし…(ダメなんていえないよぉ。まだ女の子とキスしてないのに死ねないよ!)」
佐伯「ありがとね〜。あ、じゃああと一人だけど…誰が行く?」
黒羽「くっ…ダビデ、お前行け!」
天根「な…!バネさんまじ勘弁!!」
「骨はきちんと拾ってあげるのね。」
黒羽「ダビデ…お前はジュニア選抜で笑いの柱となるんだ!」
天根「!!…バネさん、俺、頑張るぜ!」
黒羽「よく言った!ダビデ!!!」
「……」
観月
日吉「関東地区テニスジュニア選抜強化合宿…ですか?」
「初めて聞いたよね」
「…というか全国前のこんなに大事な時期にそんなことしていいんですかね?」
宍戸「親善試合なんて、金持ちどもの道楽なんじゃねぇか?」
向日「はぁ。監督命令かよ、これ」
忍足「とりあえずはよ決めて、さっさと終わらせなあかんな。」
跡部「…立候補を募る。誰か出たい奴はいるか?」
芥川「めんどくさ〜」
日吉「棄権してはダメなんですかね?」
忍足「監督が参加してるのに、氷帝棄権っちゅーのはまずいんやないか?」
向日「だぁ〜もぅ。じゃんけんで決めようぜ、じゃんけん」
忍足「せやな。しょうがあらへんな。」
向日「いくぜ〜…出したら負けよ、じゃんけんほい!」



跡部「ちょっと待ててめぇ!何だそりゃ?」
忍足「うわ…岳人にだまされよった…」
宍戸「…げ、激ダサだな、俺」
「ダサダサですね。俺も。」
芥川「おぉ、出し損ねて、俺ラッキー♪」
日吉「反射神経鈍ってんじゃないですか?部長。」
「日吉も言うね〜」
樺地「ウ。ウスウスウスゥス(TT)」
「お前達。参加者は決まったのか?」
跡部「…監督。」
「一応決まりましたよ。」
「そうか。改めて言う必要はないとは思うが、氷帝の生徒として恥ずかしくない行動をとるように。以上。」
観月
真田「幸村。改めて用事とは何だ?」
幸村「ああ。やっと来たか。遅かったね。」
「精市、遅れてすまなかったな。赤也が補習でな。」
切原「や、柳先輩!!」
幸村「…まぁいいや。君達を呼んだのは訳があってね。これに参加してきて欲しいんだ」
真田「関東地区テニスジュニア選抜強化合宿?」
幸村「そう。立海からは君達3人に出て欲しいんだ。」
切原「え〜!なんか凄そうなイベントですね。そんなのに先輩達差し置いて俺が出ちゃってもいいんスか?」
幸村「……」
真田「幸村、なぜ俺たちを選んだ?」
幸村「聞きたいの?当ててごらん。」
切原「…う〜ん。立海三強の2人と、期待の新人エースの俺、立海三本柱だから!な〜んて感じですか?」
幸村「…立海三本柱…そうだね」
切原「お♪当たりっスか!」
幸村「その三本柱が関東大会でそろって負けてくれたね…」
真田「!!!」
幸村「俺が部長のときにそんな輝かしい歴史を作ってくれるなんて…本当に何も言えないよ。」
真田「幸村!それは、その…」
幸村「言い訳なんか聞きたくないし、そんなの通用すると思うのか?これは最後通告。きちんとした成果をあげてくるんだよ。わかったね?」
切原「…(うわぁ部長怖〜)…」
「……」
 こうして、波乱万丈な経過を経て、関東地区テニスジュニア選抜強化合宿に参加するメンバーが決定した。
青学 大石 乾 不二 菊丸 河村 桃城 海堂 越前 (手塚)
不動峰神尾 伊武
聖ルドルフ 観月 裕太 木更津淳
氷帝 跡部 忍足 宍戸 鳳 樺地
山吹千石
立海大付属 真田 切原 柳
六角 佐伯 天根 木更津亮
城成湘南 梶本 若人 神城

 関東地区テニスジュニア選抜強化合宿のメンバー決めのいざこざです
 選抜メンバー、狙いすぎですよね…
 市場調査バッチシなんですね〜乾観月柳もびっくり♪〜
 さてさてどんな合宿になるんでしょうか??

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